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300.4km:2周年記念/京都市内

  1. 2008/05/25(日) 22:28:20|
  2. 京都|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
起きては眠り、寝ては起き。
こんなにダメな一日を過ごしたのは、本当に久しぶり。

ゆや〜んゆよ〜ん、ゆるるる〜〜〜ん。




庭のバラの花が満開だ。
原種に近い小さな花は、葉っぱからも、梅や杏みたいな甘酸っぱい香りがする。


枕元の本をパラパラめくって、また、まどろむ。


お腹がすいてベッドを出て、
家中の窓を順番に開けていく。
東、西、南、北。

田植えの始まった近所の田んぼから、水っぽい土の匂いが届く。
緑がぐんぐん成長する季節の匂いが、風に乗って部屋の中へ吹き込んでくる。

足りない昼食の材料を買いに出かける。
久しぶりの自転車は、すっかりタイヤの空気が抜けていて、空気入れからやり直し。
むむ〜、お昼ゴハンが遠のくぞ。



そういえば、今日は二周年記念の日だった。

何の記念日って??
へへへ。



・・・つまんない話で恐縮ですが、ちょうど、
バイクに乗り始めて2年目になる日、でした



2年前の今日。

買ったばかりのバイクが納車されてはみたものの、乗るのが怖くって!

家の前の急な坂道でエンジン掛けるなんて ('〜';))))) ムリムリムリムリ!!!
それでも勇気を出して (何のための教習所だったんだか・笑)
おっかなびっくり走ってみたっけ。

発進の度にほとんどもれなくエンストを起こしながら (ホントに何のための教習…orz

それでも。



慣れないフルフェイス・ヘルメットの
セミスモークシールド越しに見た 景色の色鮮やかさは、一生忘れないだろう。





・・・あれほど巨大に感じていた VTR250 の車体も、
今では自転車くらいに思えるようになってしまいマシタ。

『そのうち絶対物足りなくなるから!』
と言っていたバイク屋さんの予言は、大当たり (笑。




最近ハイオク入れてあげたら、嘘みたいに気持ちよく走ってくれるようになった。

生活の足でもあり、目的もないのにどこかへ出かけたくなる魅力的なツールでもあり。
そしてなにより、たくさんの出会いのきっかけにも、なってくれた気がする。

冬の寒風に、身体がガキガキに凍っても。
夏の日差しとヘルメットとエンジンの熱とで、汗だくになっちゃったとしても。
・・・ただ走りたくて出かけたりするんだから、不思議で仕方がない (苦笑。


Honda_VTR250





旅の男も、本日は少しだけゆっくりモードで、
京都市内でおこなわれたイベントに参加の後、洗濯に向かったらしい。


16:18  Sub : 京都イベント
>イベント終わり〜!
>
>これから洗濯に行きます。
>
>俺は明日何処に行こうか、まだ決めかねてます。
>愛知にするか、岐阜にするか…。
>
>今度会えるまでは、あと25日。
>きっと、あっという間。
>度が終わった以降のことにも半分、意識を持っていってます。




今日のどんな小さな選択が、
この先の毎日にどんな影響を及ぼすか、なんて、本当に分からない!

一瞬先のことは誰にも分からないから、毎日は、面白い。




本日の距離:300.37km




301.9km:地球は回る/奈良〜京都市内

  1. 2008/05/21(水) 23:45:45|
  2. 京都|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
夕焼けの前からずっと何時間もの間、
屋外の同じ場所で過ごしたことなんて あっただろうか?



近い知り合いの方の みかん山に、今日もおじゃましていた。
すっかり日が高くなって明るい、夕方5時。


頂上にある山小屋からは、港が見える。
ついさっきまで海が、日暮れ前の白い光にキラキラ輝いてたかと思ったら、
今年最後のえんどう豆を収穫して戻る頃には
すっかり夕焼けの色に変わっていた。

グレーと朱のグラデーションで、梅雨の前触れみたいな空。




夕食の支度をする間に日が落ちて、
港に、フェリー『さんふらわあ』の大きな船体が停泊しているのに気付く。


太っとい煙突から 薄く、黒い煙を吐き出しながら、低いうなりを響かせる船。
大阪と九州を結ぶ航路の、ここは、中間地点なのだ。










山頂にハンモックを吊ってもらった!
・・・なんでこう次々に、いろんなモノが出てくるかなぁ、この山小屋は(笑。






また一段、日が暮れる。
水平線の向こうからかすかに届く反射光のようなひかりだけが
空にうっすらと、昼間の名残を残している。



少しずつ、暗さに慣れる目。 景色から色が消えていく。


更に暗く。
ふと気付くと、隣の山のクヌギの新葉と、
空き地を埋め尽くすヨモギの新芽だけが白く、薄闇の中に浮かんで見えた。

月はまだ登らない。夕日の残光と、港の灯りと、星明かりと。
不意に、本当に地球は回ってるんだな、と思う。





東から西へ。
公式には、日本国内に時差はないけれど、
日の沈む時間だって、土地によって少しずつ違う。

ここより少し東にいる旅の男は、
少しだけ先の時間を生きていることになるんだろうか?



ハンモックに揺られながら私が、手ブレ補正機能付きのでっかい双眼鏡を構えて
ジリジリと登ってくる十七夜の月を凝視していた頃、
彼は無事、京都市内のライダーハウスに辿り着いたらしい。


遅くに家に帰って、少しだけ電話で話をした。

私は今日の、夕方の景色のことを。
彼は昼間、奈良駅の前に立って、
高校生の頃に文通してた女の子のことを思い出した話、なんかを。

むむぅ、楽しそうだなぁ(笑。



明日の天気予報は晴天。
一気に北陸まで、走るらしい。




本日の距離:301.9km