一瞬先のことは分からないから、毎日は面白い
そう言った自分の真価が問われるのはここからか。
批判はきちんと受け止めよう。
鈍い頭ではなかなか問題の核を捉えられなくて、
そうでなくても本気で自分と向かい合う作業は
正直逃げ出したい辛さてんこもりだし、かなりの時間がかかるけれど。
一昨日、メールのあとの会話の中で、
じゃ、さっきのメールは削除してくれ、なんて話になったけれど。
一度は、別れを宣言された。
問題の解決を求められたのでもなく、
率直な意見を突きつけられたのでもなくて、別れを宣告された。
唐突に。そして直後の、撤回。
・・・今まで積み重ねて来た会話や、一緒に過ごして来た時間は
一体なんだったんだろう?
人生の方向性を大きく変換する決断に、
未だ、全く迷いがなかったと言ったら嘘になるけれど。
本当に大きな決意は、一朝一夕に固められるものじゃない。
信頼だって共通の価値観だって、そんなに簡単に作れるものじゃない。
だからこそ、『指輪』 や 『約束』、なんてものがあって、
途中乗り越えられなさそうに見える齟齬があっても、
諦めたくなるような壁にぶつかっても
たとえ何十年の時間がかかっても、
二人で一緒に、本当の意味で楽しく過ごすための努力を
積み重ねて行こう、という
その決意だけは、確かなものだと思っていた。
でも、違ったみたいだ。
指摘されたこと、指摘されて気付いた自分の甘さについては、考える。
考えたら動く。生活も変える。
だけど。
いちばんの前提だと思っていたものが
実はそうじゃなかったという そのことが、何より辛い。
その背後にどんな思いがあったにしろ。
メール一通で解消しようと思えるような、
その程度の人間関係しか作れていなかった自分が、情けない。
帰宅すると、0時を少し回っていた。
今日もまた遅くなってしまったけれど、今日こそは話さなきゃ。
もう寝てるかもしれないな、と思いながらメールを書き始めたところに、着信音が鳴った。
タイトルに、残念だけど、とある。
>荷物や指輪は東京の家へ。
>こちらが借りてるものは返します。
>お元気で、さようなら。
一部、日記より。
顔を洗って気がついたら、昨日着けたまま寝たはずの指輪が見当たらない。
寝ぼけてどこかで外したの?
洗面所、廊下、ベッドのまわり、鏡の前。
起きてからの足取りを何度も辿って探すのに、どうしても見つからない。
絶対家の中にあるはずだから。
と、考えながらの着替え中。
ジーンズの膝のあたりに何かが当たって、ぽろり、と探していた指輪が転がり落ちた。
・・・良かった〜〜〜。
このまま出掛けてたら、どこかで落としてたかも!!
疲れた身体に一日の長さが絶望的。
それでも。
生徒さんがつくっている学校のフリーペーパーに手を入れたり
クレイアニメを作りたいという男の子の相談に乗ったりしていると、
あっという間に時間が過ぎる。
夜勤を終えて、一足早いお盆に帰省していた友人と会う。
飲めない私につきあってくれた彼女と、パフェで夜話。
帰宅して、夕方もらっていたメールに気付く。
昨日の夜中に届いていた、気になる一通のこと。
ゆっくり落ち着いて返事しよう、と思いながらも
一度も返信できないまま、また一日が終わって・・・
こんなにズルズル、予定に引きずり回される毎日じゃダメでしょう私。
電話・・・、でも、彼はまだ原稿書きの途中らしい。
話したいけれど、今にも寝ちゃいそう。
明日の朝も早い。
途切れそうな意識のなかで、送信。
22:36
>少し話しもしたかったけれど、明日の朝が早いのでそろそろ寝ます。
>がんばって。
今日も返信を待てずに、寝てしまった。
一部、日記より。
一夜明けたら、まとめて今までの疲れが襲って来た。
身体がギシギシ、悲鳴を上げる。
なんだか昨日よりしんどいっす。
・・・いかん、本気で、体力つけよう。
彼からのメールに気付く。
昨日の真夜中。
気になる内容だけど、こんな朝っぱらから叩き起こす訳にはいかない。
連絡は後にしよう。ゆっくり話さなきゃ。
月曜日は和裁教室の日。
お昼の休み時間、おべんとうを食べた後、
居間の柱にもたれかかっていたら、クスクス笑う声に目が覚めた。
ってか、寝てた・・・。
ちいちゃくいびき、かいてたんだって。 ハズカシ
彼は今日が、撮影の日。
朝から夕方までホームタウン築地あたりを中心にした撮影か?
ずいぶん疲れたみたいだけど、
走り回っていい汗かきました、って。
夜は、昨日の写真展の反省会。
いつだって課題は山積、人材と予算は窮々。
写真展をバックアップしてくれたアートNPOが主に
50-60代の男性と、20-30台の女子とで構成されている、
ということに昨日気付いて、
何だか根深い問題の諸端がこのあたりにも潜んでそうだと思いつつ。
ヘトヘトになって帰宅。
昨日の電話で最後、少しぎくしゃくしてしまった。
ゆっくり話がしたい。
メールももらってたのに、返事できてない。
帰宅して、連絡してみたけれど、
結局返信を待ちきれないままに、カワウソ電池切れにて昏睡。
日記より。
朝6時過ぎに会場に入って、写真展の設営、最後のツメ。
折角応募してもらった写真。
できだけその魅力を引き出せる展示を、ギリギリまで探り続ける。
十分な宣伝もできず、どうなることかと思っていたけれど、
お客さんは朝から、途切れる事なく次々にきてくれて、
結局100人ちょっとの方が、この小さな公募写真展を見に来てくれた。
見終わった方々とゆっくり話をする時間もあって。
今日がイベントの終わり、というよりは、
今日が 『次の展開の始まり』 、との感を強くする。
寿命を迎えて取り壊されてしまう建物に拘り続けるよりも、
次に考えるべきこと。やるべきこと。
お昼過ぎ。彼から突然電話があった。
今彼は雑誌の製作の仕事を手伝っているんだけど、
明日に迫った撮影のモデルさんが一人、急に倒れたらしい(!
『明日東京来て、代わりにモデルやってくんないかな!?』
って、おいおい(笑。
しばらく飛行機の運賃を調べたりしてくれてたみたいだけど、最後には
『現実的に無理だね、ゴメン!』 って(笑。
一連のモデル騒動は嵐のように過ぎて行った。
・・・てか、カワウソじゃモデルにゃ役不足でしょうに(笑。
思いつきで動くその行動力には、いつも目を見張る。
頼もしいのと、私も見習わなきゃ、と思うのと。
同時にちょっと、危なっかしさを感じることもあるけれど。
夜、久しぶりにゆっくり電話。
今日の報告をして、これからのこと、とりとめなく語っちゃったり。
途中、脇に置いた携帯に、
つくばで梨農家を営む友人からの電話。
今年の豊水が実り始めた報告だ。
だけど。